仮面ライダーオーズは30代の大人も楽しめるヒューマンストーリーが見どころ



 

仮面ライダーって見たことがありますか?

「自分が子どもの時は見てたけど、大人になってからは見たことない」って人が多いんじゃないでしょうか。

 

仮面ライダーが子ども向け番組だと思ってるあなた。

違いますよ!

 

最近の仮面ライダーって、ストーリーがすっごく面白いんです。

ストーリーが複雑すぎて完全に大人向け番組。

子ども向け番組というよりは、変身と戦闘シーンがあるドラマですね。

(うちの2歳の息子はストーリーはほとんど興味がありません。)

 

私が好きで特にオススメしたい仮面ライダーが、2010年9月〜2011年8月に放送された「仮面ライダー オーズ」。

 

メインテーマは欲望。

敵は人間の欲望から生まれた怪物で、登場人物もそれぞれの欲望にそって生きてます。

 

それぞれの欲望がぶつかり合ってストーリーが進んでくから、リアルな人間模様があって面白いんです。

 

欲望は生きる力そのもの

「夢なんてのは、お前ら人間が欲望を都合よく言い換えただけだ。綺麗も汚いもあるか!」

仮面ライダーオーズの38話でのアンクのセリフ。

 

一般的に欲望=悪って考えること多くないですか?

夢を持ってることは素晴らしいってもてはやされるのに、欲望っていうと醜いものっていうネガティブなイメージありますよね。

 

アンクのセリフは欲望に対するネガティブイメージを全否定。

欲望に良いも悪いもないんです。

 

ご飯を食べたい。

もっと寝たい。

物が欲しいからお金が欲しい。

 

ぜんぶ欲望ですけど、生きてくのに必要なこと。

欲望は生きてくのに大事なエネルギーなんです。

 

欲望そのものが悪いんじゃなくて、大事なことは2つだけ。

 

  1. 欲望を叶えるようとする手段があまりにも自分勝手じゃないか。
  2. 欲望がおおきくなりすぎて人に迷惑をかけてないか。

 

 

仮面ライダーオーズでは欲望を受け入れてる登場人物が多く、「欲望=悪」ではないことが描かれてます。

 

オーズを見ると、「自分の一番大きい欲望ってなんなのかなぁ〜」って考えるきっかけになるんですよ。

自分の欲望に気づいたら、否定しないで受け入れる。

欲望がはっきりしてれば人生で何かを選択するとき、少しは迷わずにすむと思うんですよ。

 

オーズは変身フォームに時間を使いすぎない

仮面ライダーといえば一番大事なのは変身とバトル。

(変身がないとおもちゃ化できず、商売になりませんから。)

 

だけど、オーズってあんまり変身シーンにこだわんないんです。

 

仮面ライダーのよくあるパターンって決まってる。

 

毎週のように新しい変身スタイルが出てくる。

徐々に強いフォームに変身できるようになっていき、最終形態(最強モード)にたどりつく。

 

変身フォームがあまりにも多いと全然ストーリーに集中できない。

新フォーム登場には1話25分の中で、それなりの時間を使いますから。

 

だけど、オーズってすぐに最強形態になちゃうんです。

最強形態になった後は敵と戦いますが、登場人物それぞれをメインにしてストーリーが展開。

 

変身とバトルにあまり興味がない人も楽しみやすくなってるんです。

(私は変身とバトルを含めて仮面ライダーが大好きですが。)

 

エイジ(主人公)とアンク(パートナー=怪物)の微妙な関係がリアル

仮面ライダーオーズに変身する主人公のエイジ(映司)のパートナーは欲望の怪物(グリード)であるアンク。

完全に復活した他のグリードと違い、アンクは右手だけの不完全な復活でした。

他のグリードと争うため、アンクはエイジを利用して仮面ライダーとして戦わせるんです。

 

エイジとアンクはパートナーなのに友達じゃない。

 

エイジ→人を助ける力が欲しい

アンク→自分は戦えないから、自分の代わりに戦ってくれるやつが欲しい

 

お互いに利用しあってるだけなんですよ。

 

エイジは人を助けたいと思う気持ちが強いので、グリードのアンクも助けようとすることがあります。

 

だけど、アンクはグリード(=人間)の敵なので、エイジのことを利用するだけ。

なんとも思ってなかった。

 

アンクはエイジと一緒に行動するうちに、グリードとは違う人間の生活を経験します。

 

徐々に人間のような感情が芽生えてくるんですよ。

 

物語の最後までいっても、エイジとアンクは仲良しこよしの友達にはならない。

 

だけど、互いに相手をほっとけないような仲間意識ができるんです。

 

ヒーローものでありがちじゃないですか。

昨日まで敵だった相手が、急に意気投合して仲間になるって。

 

だけど、現実的じゃないですよね。

仲間になれても本人の性格は簡単には変わらないから、いい人にはならないだろうし。

 

オーズではアンクが人類の敵だけど、エイジと一緒にすごすなかで少しずつ変わってく。

エイジとの信頼関係が生まれてくる。

 

仲間にはなるけど時間がかかってるのがリアルな人間感情を表現できてるよなぁ、って思っちゃいました。

 

アンクとエイジだけでなく、他の登場人物のも少しずつ心が動いてくんです。

オーズはただの戦隊モノじゃなくて、ヒューマンドラマと言ってもいんじゃないかな。

 

 

 

 

欲望のぶつかり合いがリアルなストーリーを紡ぎ出す

 

注意
ここからはネタバレなので見たくない人は飛ばしてください

オーズのメインテーマは欲望なので、登場人物もそれぞれに欲望をもって動いてます。

欲望のぶつかり合いでストーリーが進むので、見ててとっても面白い。

エイジの欲望

「手が届くのに、手を伸ばさなかったら死ぬほど後悔する。それがいやだから手を伸ばすんだ。それだけ」

「俺は、俺は欲しかった。欲しかったはずなのに諦めてフタして、目の前のことだけを。どんなに遠くても届く俺の腕、力!」

エイジの作中のセリフ

エイジの欲望は「人を助けたい」ただそれだけ。

仮面ライダーって、何故か人を助けるために変身して命をかけて戦う。

だけど、その理由って作中であまり深く表現されてないと思うんです。

 

エイジの場合は自分の欲望が「人を助ける」なので、欲望に素直に仮面ライダーに変身して戦うだけ。

理由が単純でわかりやすいですよね。

 

エイジは世界を旅して、貧しい国々で人を助けてました。

ある地域で紛争に巻き込まれ、目の前の小さい女の子を助けきれずに死なせてしまった経験があるんです。

 

女の子を救えなかった経験から、「人を助けたい」って欲望が膨張。

 

のほほんとしながらも必ず人を助けるエイジ。

欲望のために人を助けてることが、物語中盤で明かされます。

 

素晴らしい人格者がヒーローやってるんじゃなくて、欲望のために戦ってるだけ(自分のしたいことをしてるだけ)ってのが面白い。

 

現実世界でも行動理由を美化しすぎるとロクなことがないとないと思ってます。

やりたいからやるだけ、くらいのほうがわかりやすくて良いですよね。

 

アンクの欲望

エイジ「お前の欲しいものってなんだ?人間か?」

アンク「もっと単純だ。世界を確かに味わえるもの。命だ!!」

アンクの欲望はすごく簡単で、命。

グリードは人間よりもはるかに強い怪物なんですけど、五感がないんです。

 

何を食べても美味しくない。

何を見ても美しくない。

何を触っても何も感じない。

 

世界がくすんで見えて、なにをしても満たされない。

満足できないから欲望ばかりが大きくなってく。

 

アンクは自分がグリードであること、満たされず求め続けるのに嫌気がさしてるんです。

だから、世界の美しさを受け入れられる命が欲しい。

 

「命が欲しい」って切実じゃあないですか。

私たちは生まれてきたから当たり前のように生きてますけど、「命が欲しい」ってセリフを聞いて生きてるのって当たり前じゃないんだなぁと改めて実感。

 

30歳近くのおっちゃんですが、仮面ライダーから人生で大事なことを学んだ気がしてますよ。

 

結論:オーズは大人も必ず楽しめる!(かも)

結論から言うと、オーズは必見。

(アマゾンブプライム動画で見放題ですよ!)

 

テレビで放送されてた時に面白かったんで改めて見たんですが、やっぱり面白かったんです。

 

何年も前に見てた仮面ライダーを改めて見返すと、ストーリーの受け入れ方も違ってきますよ。

(少しは大人になれたってことなのかな?)

 

仮面ライダーをたくさん見る機会をくれる息子に感謝ですね。

 

さいごに

仮面ライダーオーズは、序盤が少しシリアス、中盤はコメディー要素が強くなりながらもストーリー進行、終盤は一気に人間模様が展開。

 

ストーリー的には中盤以降が面白いんですけど、ぜひ序盤から楽しんでほしい。

 

オーズは息子と楽しんでましたが、途中からは妻も一緒に見てました。

妻も気に入ってくれたので、他の仮面ライダーも家族3人で視聴中。

 

3人で楽しめるきっかけをくれたオーズに感謝してます。

これからもずっと続いて欲しいですね〜。

 

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