マイホームが完成したら契約しなきゃいけないのが火災保険。
せっかく建てたマイホームが火災や地震などの自然災害で住めなくなったら目も当てられません。
ローンだけが残りますからね。
(私だったらすべての気力がもってかれますよ。)
自然災害は誰にも予測できませんし、誰も悪くないので、誰も賠償してくれません。
火災保険にはきっちり入っておきましょう。
でも、火災保険ってどうやって選べばいいんでしょうか?
なんだかよく分からないら、詳しく案内してくれる人がいたらそのまま契約したくなります。
火災保険をいちばん簡単に契約するにはハウスメーカー経由です。
家の工事が終わって引き渡しが近づいてくれば、火災保険の見積もりを送ってくれます。
いろんな手続きで疲れてハウスメーカーで簡単に火災保険を契約しようとしてるあなた。
ちょっとまってください。
火災保険はいろんな保険会社の商品から選ばないとあなたに合ってる保険は選べません。
たくさんの保険会社の火災保険から選ぶには、ハウスメーカー経由じゃなくて保険代理店で契約するのがいちばんオススメです。
火災保険の契約はハウスメーカじゃなくて保険代理店経由でしよう
ハウスメーカー経由の火災保険がダメってわけじゃありません。
ただ、「どの火災保険が一番いいか」っていろんな保険会社の保険を比較しないとわからないんです。
火災などがおきた場合に保険金が支払われるのはどの火災保険も一緒ですけど、細かい補償の範囲が選ぶ保険によってちがいます。
火災保険は火災のほかに、水災や風災の場合にも保険金が支払われます。
でも、水災や風災は不要の方もいらっしゃいます。
火災保険によっては不要な水災や風災の保証も必ずセットで、補償内容から除外できないこともあります。
火災保険には会社によっていろんな割引があります。
例えば
- ネットから申し込むと料金が安くなるWeb申込割引
- 家でガスを使わないオール電化だと料金が安くなるオール電化住宅割引
- 家が火災に強い構造だと保険料が安くなる耐火性能割引
などです。
割引項目が保険会社によってちがうので、同じ条件でも選んだ会社によって払うお金がちがくなることもあるんです。
新築戸建ての場合、建てた土地も建物の性能も一軒ずつ異なります。
それぞれの家によって条件がバラバラなので、どの保険が誰にとってもベストってことはありません。
火災保険を選ぶときには、自分たちの条件に合わせてどこの会社が一番いいのか?
よく検討しないとベストな選択はできません。
火災保険を比べて考えるには、いろんな会社の火災保険を扱ってる保険代理店がいいんです。
火災保険の比較ができる保険代理店で契約するのがお得
我が家はAIG損保のホームプロテクト総合保険を契約しました。
代理店でいろいろと比べたんですが、AIGのホームプロテクトは水災の保証が充実してるんです。
※水災ってのは床上浸水、床下浸水、洪水、土砂災害など雨が原因でおこる災害のことです。
AIGのホームプロテクトは水災による損害の程度が再調達価額(災害にあった代わりに新しく家を手に入れるための額)の15%未満であっても、損害額100%を保証してくれます。
他の火災保険の水災保証は、再調達価額(災害にあった代わりに新しく家を手に入れるための額)が15%未満の場合は、損害額の一部しか保証してくれません。
水災のリスクが高い場所に立地してる我が家にとって、水災保証が充実してるのは何よりも大切でした。
でも、AIGのホームプロテクトのように水災の保証が手厚い火災保険は、ハウスメーカーから提示された保険の中にはなかったんです。
保険の代理店まで説明を聞きに行ってAIGのホームプロテクトで契約した結果、ハウスメーカー提案の火災保険より我が家に一番大事な水災保証が充実して、保険金も5万円ほど安くなりました。
ハウスメーカー経由で契約するより手間はかかりますけど、保険の代理店で契約してよかったです。
ハウスメーカー経由の契約は手続きが簡単だけど比較ができない
ハウスメーカーに火災保険をお願いすると手続きが楽なんです。
家の打ち合わせで疲れてるし、建築費用の支払いや引っ越し手続きで忙しいので、契約が簡単なハウスメーカーで火災保険を契約したくなる気持ちはわかります。
建物が完成すると建物の登記やお金の支払いなど、ハウスメーカーに行く機会は多い。
その他の手続きと一緒に契約できちゃうので手間が減らせます。
火災保険の見積もりだって担当営業が持ってきてくれるし。
だけど、私はハウスメーカー経由で火災保険を契約することはオススメしません。
ハウスメーカーだと扱ってる火災保険が1つか2つくらい。
あなたの家に合ってる火災保険を探したくても、ハウスメーカーじゃ選択肢を持ってないんです。
いろいろな火災保険を比較して検討するには、さまざまな会社の保険を扱ってる保険代理店のほうがハウスメーカーよりもいいんです。
ネットを使ったダイレクト通販型の火災保険は被害にあったときの保険金請求が難しい
最近だと代理店を経由しないネットから契約できるダイレクト通販型の保険もありますよね。
我が家も、自動車保険はダイレクト通販型でイーデザイン損保と契約してます。
だけど、火災保険については代理店契約をオススメします。
理由は2つです。
保険の比較がしにくい
自動車保険であれば、保証内容に大きな差はありません。
でも、我が家が契約したAIGのホームプロテクトが水災保証が充実してたように、火災保険は保証内容が異なる場合が多いんです。
ダイレクト通販型では自分で保険の比較をしなきゃいけません。
保険の比較をきっちりするためには、それぞれのパンフレットを読み込まなきゃできないんです。
やろうと思えばできますけど、なかなか根気が必要。
代理店に様々な保険の説明を受けながら比較した方がスムーズですよ。
保険金の請求がしにくい
火災保険は自動車保険とちがって、契約期間(10年間)に保険金を受け取ったからといって次の保険料が高くなることはありません。
火災保険は、被害にあったら保険金を請求してお金を受け取るほどお得なんです。
自動車保険は保険金を受け取ると保険料があがるので、小さな修理では保険を使わないでしょう。
でも、火災保険はどんな些細なことでも保険金を受け取れるか確認したほうがいいんです。
ダイレクト通販型は代理店を通さないので、保険金の請求は自分で保険会社にしなきゃいけません。
直接保険会社とやりとりするのって面倒だし、気が引けませんか?
ダイレクト通販型では家の状況を見にきてくれないし。
代理店で保険契約すれば、保険金を受け取れるかちょっとでも疑問に思ったら代理店に連絡をすればいいだけ。
口頭で伝わらなければ、家を直接見にきてくれます。
保険金を受け取る機会が少ない自動車保険ならともかく、火災保険は保険金を受け取れるかの確認を簡単にできる代理店契約がオススメなんです。
さいごに
火災保険の契約は10年更新。
10年もすると各社の火災保険の内容も変わってます。
新築のときだけじゃなくて、10年後も保険内容の見直しと比較をしっかりして契約更新したいですよね。
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