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【L字型の間取り】住んで感じたデメリットはあるけど、我が家は大満足で暮らしてますよ

L字型間取りの家に住んで分かった、メリットとデメリット



我が家はL字型間取りの家を建てました。

設計士さんに提案されて、すごく気に入ったのでL字型間取りにしたんです。

 

L字型間取りは日当たり抜群で空間を区切れるのが最高
我が家おきにいりのL字型間取り

 

L字型の間取りに1年以上住んでみて、デメリットとメリットが分かってきました。

L字型の間取りにするかどうか悩んでるあなたに、ぜひ読んで欲しい記事です。

 

L字型の間取りのデメリットは室温環境

私が暮らしていちばん感じているL字型間取りのデメリットは、室温。

L字で出っ張ってる部屋が、夏は他の部屋と比べて暑いし、冬は他の部屋よりも寒いんです。

L字型間取りはLのでっぱり部分の室温が悪くなりがちです
我が家は和室が出っばり部分

我が家だと、和室の温度が他の部屋よりも悪くなりがちです。

 

でも、L字型間取りで室温コントロールが難しくなってる原因は3つあると思ってます。

3つのポイント
  • 冷暖房が届かない
  • 真上に部屋がない
  • 2面に大きな窓がある

 

冷暖房が届かない

L字型の間取りだと、エアコンの設置場所を工夫してもでっばり部分には冷暖房が届きにくいんです
エアコンの風がでっぱり部分に届かない

我が家のはリビングにエアコンが設置してあり、L字型のでっぱり部分になる和室には冷暖房が届かないんです。

だから、夏にはエアコンの涼しい空気が届かないし、冬にはエアコンの暖かい空気が和室には来ません

 

しかも、和室には24時間換気の吸気口がある。

我が家の24時間換気は熱交換式ではないので、夏には外の暑い空気が入ってくるし、冬には冷たい空気が入ってきます。
(24時間換気は空気をきれいにしたり、湿気を家の外に出せるので大事なのでしょうがないですけどね。)

24時間換気の給気口から外の空気が入ってくる
換気扇から外の空気が入ってきます

 

エアコンの冷暖房は来ないのに、外の空気をそのまま取り込んでるんです。

 

建てるときのポイント
  • L字型の間取りはエアコンを2つ設置
  • 24時間換気は外の影響を受けないよう熱交換式にする

 

2階部分がない

我が家のL字型間取りの出っ張ってる部分(和室)の上には、部屋がありません。

 

我が家は居住空間が過ごしやすくなるように、「生活のメインになる1階を広く、あまり使わない2階は狭く」なるように間取りを考えました。

その結果、和室の真上には2階部分がなく、屋根になってます。

我が家のL字型間取りのでっぱり部分(和室)の上には部屋がないから、夏は屋根の影響で暑くなりやすい
我が家の和室(L字でっぱり部分)の上には2階がない

 

屋根は夏には太陽で高温になり、その熱は下の部屋にも伝わります。

夏場に2階が暑くなるのは、高温になった屋根が原因の一つなんです。

夏場は高温になった屋根の影響で、屋根のすぐ下は暑くなりやすい
屋根のすぐ下の部屋は暑くなりやすい

 

我が家の屋根下はセルロースファイバー200mmの断熱がされてますが、真夏は高温になった屋根のせいで、L字型の出っ張り部分(和室)は他の部屋より暑くなりがちです。

 

建てるときのポイント
  • L字型のでっぱり部分の上には2階を作る。
  • 屋根下の断熱を強化する。

 

2面に大きな窓

我が家の和室には2面に大きな窓があります。

大きい窓があるおかげで日中は明るいし、圧迫感も少なくなるので気に入ってます。

 

L字型を利用した2面の大きな窓はお気に入りだけど、外気の影響を受けやすい
お気に入りだけど外の影響を受ける大きな窓

 

でも、真夏や真冬にはこの大きな窓が厄介。

夏には窓から強い直射日光が入ってくるし、冬には窓から冷気が入ってきます。

 

大きな窓が2つあることで、夏は暑く、冬は寒くなっちゃってるんです。

(お気に入りの窓なので、後悔はありませんけどね。)

 

建てるときのポイント
  • 室内温度を最重視するなら大きい窓を2つは作らない。
  • 窓は最高性能(樹脂サッシ・トリプル・ガス注入)にする。

 

L字間取りで快適に暮らすための我が家の工夫

L字間取りの出っ張り部分の室温が、夏は暑く冬は寒くなりやすいです。

でも、我が家では快適に暮らせるよう2つの工夫をしてますよ。

 

扇風機で冷気を送り込む

夏は扇風機をリビング側から使って、冷気を和室に届けるよう工夫してます。

エアコンの設置場所とL字出っ張り部分の位置関係で冷暖房が届かないなら、扇風機で空気を送ってやればいいんです。

扇風機を使うだけで、結構涼しくなるんですよ。

 

日射はシェードで防ぐ

夏に窓から日射が入ってくるのは、シェードを使えば防げます。

 

我が家も夏場はシェードを使ってますが、室内がかなり涼しくなるんです。

室内が暑くなるなら、日射を入れなきゃいいんですよ。

 

L字間取りのメリット

L字間取りで我が家が感じてるデメリットばかりを紹介しましたが、後悔はしてません。

L字間取りには満足してます。

デメリット以上のメリットを実感してるんです。

 

日当たりがいい

L字間取りの出っ張り部分は、すごく日当たりがいいんです。

 

我が家の出っ張り部分(和室)は、南と東に窓があるのですごく日が入ってきます。

 

 

真夏は日が入りすぎて暑くなりますが、冬はポカポカと暖かくて日向ぼっこが気持ちいい。

日がよく入るので洗濯物も乾きやすいですし。

 

空間が区切れる

間取りがL字型になってるおかげで、壁がなくても空間を区切ることができます。

我が家は出っ張り部分の和室に洗濯物を干します。

 

普通は1階に洗濯物を干すと生活感がでますが、我が家はL字型出っ張り部分に干すので、どんなにたくさん干してもリビングにいれば洗濯物は視界に入りません。

 

私と妻が家事や仕事をしてワサワサしていても、息子たち2人は出っ張り部分の和室で遊んでます。

和室の奥にいるとリビングやキッチンが目に入らないので、遊びに集中できるんだと思うんです

 

壁で区切った部屋でも、洗濯物は干しやすいし、子どもが遊びに集中しやすい場所にはなるでしょう。

 

でも、壁は少ない方が視線が通って部屋は広く感じられます。

 

壁がなくて広く感じられるのに、空間としては区切って使えるのがL字間取りの魅力です。

我が家は満足して暮らしてますよ。

 

さいごに

間取りって家を建てるとき、いろいろ考えますよね。

我が家が間取りを考えるときにいちばん大事にしたのは、「見た目よりも住みやすさ、快適さを追求すること」でした。

 

住む前に考えてたとおり、住んでみると快適なポイントもあるし、思ってもみなかったデメリットを感じることもあります。

だから、我が家は住んで良かったと思える間取りのポイントを紹介してるんです。

 

悩むのも家づくりの楽しみの1つですから、いろいろ考えて、楽しい家づくりをしましょう。






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