これから家を建てようと思ってるあなた、雪のことは考えてますか。
我が家は新築に住んで始めての冬を迎えました。
敷地が広いので、雪かきが大変なのはある程度覚悟してましたよ。
でも、実際に冬を迎えると大変なんてもんじゃない。
車を出すために雪を片付けるのが大変だし、なにより雪を置いとく場所がないんです。
駐車場が広いので置いとく場所がありそうですけど、車のことを考えると雪を置ける場所が限られるんです。
スペースはあるけど、適当におくと車の出入りができなくなるし。
家を建てるときは、「駐車場の広さ」と「停められる車の台数」、あわせて「雪が降ったら車をどこに停めてどこに雪を置くか」まで考えればよかったなぁと実感してます。
賃貸暮らしと比べると雪かきしなきゃいけないスペースが桁違い
戸建ては賃貸暮らしと比べて、雪かきをしなきゃいけないスペースがすごく広いんです。
賃貸暮らしのときは自分の車の周りだけ雪かきをすれば十分でした。
各世帯が自分たちの車の周りの雪かきをします。
みんなが自分たちの車の周りだけ雪かきしても、結果として駐車場ぜんぶの雪かきが終わるんです。
でも、戸建ては敷地内の雪かきをしてくれる人は誰もいません。
自分たちでやる以外に駐車場から出る方法はないんです。
今年はじめて戸建ての雪かきを経験しましたが、雪かきの疲労が賃貸暮らしのときと比べ物になりません。
体力的にもきつかったんですけど、困ったのが雪の置いておく場所です。
雪かきをしなきゃいけない場所が多いので、雪かきをすると置いとかなきゃいけない雪の量も尋常じゃありません。
我が家の駐車場は車がたくさん停められるのはいいんですけど、赤枠で囲まれてるのが雪かきをしなきゃいけないスペースです。
たくさん雪が降ったときの絶望感はすごいですよ。
雪を置いておくスペースは大事
ただでさえ雪かきしなきゃいけないスペースが広い戸建てですけど、雪を置いとくスペースをちゃんと考えとかないと大変です。
雪かきをするときは雪を集めて置いとく場所を決めて、決めた場所に雪を集めます。
家を建てるときに雪を置いときやすい場所を考えておかないと、雪を捨てるためになんども移動しなきゃいけません。
雪かきの理想は、雪を持ち上げて歩かず雪を捨てられるようにすること。
雪かきは、重い雪をショベルで歩いてなんども運ばなきゃいけないから疲れるんですよ。
我が家は上の図の左下をメインに雪かきしなきゃいけないのに、雪を置いとけるスペースは右側と左上にしかありません。
左側に置いちゃうと、車の出入りの邪魔になるんです。
そのせいで雪を何度も運ばなきゃいけません。
スノーダンプを使っても、移動距離が長くなるので手間がかかってしょうがありません。
スノーダンプは使うための動線も確保
雪かきのときにあると便利なのが、スノーダンプです。
スノーダンプは雪を持ち上げる必要がなくて、台車を押してる感覚で雪かきできるのが楽なんです。
でも、スノーダンプで雪かきをするには、スノーダンプを動かすための動線が必要。
スノーダンプは雪を乗せて運ぶ物なので、雪置き場に運ぶまでの道がないと使えないんですよ。
雪捨て場の前に車があると使えないので、車の配置を含めて考えとくとスノーダンプが使いやすくなります。
我が家の外構だと、左上の車の奥がいちばんスノーダンプで雪を捨てやすい場所です。
車の脇にぎりぎりスノーダンプが通れる隙間がるのでスノーダンプを使えてます。
でも、もし左奥のスペースがもっと狭かったらスノーダンプが使いにくかったはず。
外構を考えるときはスノーダンプをどう動かすかも考えとく必要があるんです。
雪かきであってよかったグッズ
我が家は雪かきグッズとして、ショベルとスノーダンプを使ってます。
ショベルは先に金属が付いてるのがおすすめ。
金属が付いてるので、雪が固まって氷になっても問題なく雪かきできるんです。
金属が付いてないショベルだと、先っぽがすぐに壊れるし氷の雪かきはできません。
スノーダンプは雪を乗せて運ぶことができるので、ショベルを上げて下げる上下運動が必要ありません。
狭い場所での雪かきには小回りができなくて向いてませんけど、新築戸建てのような広いスペースの雪かきでは大活躍です。
雪かきのときは雪が降ってることもあるので、服装も大事ですよ。
私はユニクロのシームレスダウンパーカーを着用して雪かきをしました。
あたたかくて軽いし、フードがあるから雪が降ってても問題ありません。
雪かきにはベストなアウターですよ。
(私は普段着としても愛用してますけどね。)
さいごに
戸建ての雪かきは本当に大変です。
春から秋までは敷地が広くて子どもとたくさん遊べていいと思ってた庭や駐車場が、いっきに憎らしくなりました。
でも、雪が降るシーズン以外では庭は広い方が生活が楽しいのは間違いありません。
これから家を建てるなら、春から秋はたくさん遊べて、冬は少しでも雪かきしやすい外構を目指しましょう。
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