格安SIMって聞いたことがありますか?
最近よく聞くワードですよね。
携帯電話のdocomo、au、softbankは一般的に大手キャリアって呼ばれてます。
昔から携帯電話を販売していて、街中には店舗がたくさん。
わからないことがあればなんでもお店で教えてもらえる。
その代わり、毎月かかる料金はすっごく高い。
最近登場してきた携帯電話を安く契約をしてくれる会社が提供してくれるのが、格安SIM(シム)。
SIMの説明をするとややこしいので、安く携帯電話を契約できる会社=格安SIMと覚えてもらえればOKです。
格安SIMは大手キャリアと比べて、月々の料金がとっても安い代わりに店舗が街中にありません。
わからないことがあれば自分で調べるか、電話で聞く必要があります。
通信速度も大手キャリアに比べて遅い場合もある。
だけど、料金の安さが何よりの魅力!!
我が家はsoftbankだったんですが、契約して2年が経過するので他社に乗り換えるタイミング。
乗り換えだとスマーフォン本体が安くなったり、月々の通信料が安くなったりとお得だったんで、2年おきに大手キャリアを行ったり来たりしてました。
今回はsoftbankから格安SIMに乗り換えようと思ったんです。
よく聞くし、今よりもっと安くなるなら嬉しいし。
子どもが生まれたり、マイホーム購入で出費はかさんでますからね。
だけど、実際はdocomoに乗り換えしました。
よくよく考えてみると、格安SIMより大手キャリアの方がお得だったんす。
iPhone(スマホ)にこだわると大手キャリアと格安SIMの値段はほぼ一緒
スマートフォンにはSIMと呼ばれるものが挿入されていて、これを入れて初めて使えるようになるんです。
SIMは携帯会社ごとに決まっているんで、契約している会社のSIMを入れるのが必要。
ただ、スマートフォンであればどんなSIMを入れても使えるわけじゃありません。
大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)で販売しているスマートフォンは、自社のSIMしか使えないようにロックがかかってるんです。
ソフトバンクで購入したiPhoneは、格安SIMが使えないようにロックされてる。
ロックを解除してくれるのがSIMロック解除。
ソフトバンクショップで頼めばロック解除してくれるので、格安SIMが使えるようになるんす。
ただ、このロック解除ができるのってiPhone6S以降だけ。
我が家はiPhone6だったんで、ロック解除してもらえない。
格安SIMを使うには、新しいスマートフォンを買う必要がどうしてもあったんです。
新しいスマートフォンを安い機種にして節約する方法もありました。
だけど、iPhoneが欲しい!!
理由を聞かれてもなんとなくとしか言いようがありませんけどね。
以前にアンドロイドのスマートフォンも使ってましたが、iPhoneの方が使いやすかったんです。
アンドロイド買ってもカスタマイズなんてしないし。
iPhoneのほうがiPadとMacに写真やデータ送るの楽だし。
我が家のようにスマートフォンの機種にこだわった場合。
特に高額なiPhoneにこだわった場合。
必ずしも格安SIMのほうが安いとは言えませんよ。
大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)には、月々サポートっていうとんでもないサービスがありますから。
大手キャリアにある月々サポートの破壊力
大手キャリアと契約したことがある人なら聞いたことがあるでしょう。
月々サポート。
月々サポートは大手キャリが提供してるサービスで、他社からの乗り換えや機種変更で新しい端末を購入した人に毎月の料金を減額してくれるんです。
新しいスマートフォンを購入すると毎月支払う携帯料金には、端末代金(端末の分割支払い代金)と通信料(電話やネットを使うための料金)が含まれます。
月々サポートは通信料から毎月減額してくれるんですよ。
我が家はdocomoから乗り換えましたが、月々サポートは月額2,781円。
月々サポートは24ヶ月続くので、トータル66,744円も減額してくれる。
(2017.8月にiPhone7の128GBを購入した場合です。)
(購入時期や購入するスマートフォンによって月々サポートの額は変わってくるので、必ず確認しましょう。)
ね、すっごいお得でしょ。
実際に我が家がdocomoに乗り換える場合に検討したケース
我が家がdocomoにするか、格安SIMにするか検討した時のシュミレーションです。
購入するのはiPhon7の128GB。
現在使っているのはiPhone6の64GB。
契約している会社はsoftbank。
自宅には携帯電話とは別にsoftbank光を契約中。
我が家のスマートフォンは私と妻の2台だけ。
docomoと契約した場合
基本プラン:カケホーダイライト(私) 1,700円
基本プラン:シンプルブラン(妻) 980円
通信料に応じたプラン:シェアパック5(2人で共有) 6,500円
通信料に応じたプラン:シェアオプション 500円
(シェアパックに一人追加するための料金)
docomoを使う必要経費:SPモード×2台 600円
ネット同時契約割引:光セット割 -800円
合計 9,480円
スマートフォン2台の通信料だけで9,480円なので、1台あたり4,740円。
これはあくまで通信料だけなので、iPhone7(端末代)を含んだ料金が毎月の支払い金額になります。
iPhone7の128GBは税抜きで87,000円。
私と妻と同時にiPhoneを購入したため、docomo特有の家族まとめて割が適用されました。
87,000円-4,800円(家族まとめて割)=82,200円(税抜き)
税込で88,776円。
24ヶ月かけて88,776円を支払うので月々3,699円の支払い。
2台だと7,398円です。
通信料(9,480円)と合わせると2台で16,878円。
かなりの金額で「やっぱり高い!」って思っちゃいますよね。
ただ、ここから月々サポートの減額が入るんです。
月々サポートの金額は1台2,781円。
2台で5,562円。
16,878円ー5,562円=11,316円。
通信料に端末の支払い代金を含めても、一人あたり5,658円です。
月々サポートの威力はすごいですね。
格安SIMの場合
格安SIMの場合は、携帯会社からiPhoneを買うことができません。
だけど、アップルストアで購入することはできるんです。
24回まで手数料無料で分割払いができるんで、大手キャリアで購入するのと変わりませんよ。
iPhone7の128GBが税込で90,504円。
24回払いで月々3,700円
iPhoneの分割代金とは別に、通信料がかかってきます。
楽天モバイルの場合は通話可能で3.1Gbまで使えて通話ができるプランが1,600円。
iPhoneの端末代(3,700円)+通信料(1,600円)=5,200円。
2台で10,400円になります。
docomoが2台で11,316円だったので、月々の差は916円。
格安 、なんて言う割にはあんまり差がないとおもいませんか?
最後のだめ押し、下取りプログラム
916円安いと24ヶ月で21,984円安いことに。
やっぱり格安SIMだな、って思った人もいるでしょう。
今持ってるiPhoneを売ることができるなら、docomoはもっとお得にできるんです。
iPhone6の一般的な買取業者による相場は12,000円。
もう使わないんだから、1万で買い取ってもらえるのはありがたいですよね。
ところが、docomoでも使わなくなったiPhoneを買い取ってくれるんです。
我が家で使っていたiPhone6の場合は22,000円。
一般的な買取業者と比べて1万円も高いんですよ。
我が家はiPhone6が2台あるので2万円もお得になる!
下取りを考えない状態で格安SIMは21,984円安かったのが、docomoの下取りを利用すると格安SIMの安さは1,984円だけ。
結論、新しいスマートフォンにこだわるならdocomo(大手キャリア)が安い!
我が家のシュミレーションを見ていただければ、iPhoneが欲しい場合は大手キャリアも格安SIMもほとんど変わらないことがわかったでしょう。
格安SIMで携帯料金を安くするには、安いスマートフォンで我慢するか、SIMロック解除できるiPhoneを持ってる必要があるんです。
今はiPhone6より前の機種しか持ってない。
だけど、最新の写真が綺麗にとれるiPhoneで子どもの写真をガンガンとりたい。
みんな持ってるiPhoneが欲しい。
iPhoneのApple Payを使いたい。
そう考える人には大手キャリがとってもオススメですよ!
格安SIMは実店舗がないので、窓口での相談もできないですし。
価格が一緒なら、通信も安定してる大手の方が安全。
さいごに
我が家の場合は、格安SIMと大手キャリア(docomo)の値段は変わらないって結論でした。
これはsoftbankのiPhone6だったため、SIMロック解除ができなくてiPhone7を買う必要があったからです。
SIMロック解除が可能なiPhone6s以降に機種だったら、格安SIMを選んでたでしょう。
毎月の支払いは少ない方がいいですし。
(住宅ローンと子どもの教育費がひたすら怖いんす。)
今はdocomoのiPhone7を手に入れたので、docomoの2年契約縛りが消えたら今のiPhone7をロック解除で格安SIMかな。
2年後には新しいiPhoneが発売されてるので、最新のiPhoneが欲しくなったら別ですけどね。
docomoなどの大手キャリアの値引き、月々サポートは新しい端末買うときにはとってもお得ですから。
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