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標準仕様が充実してるハウスメーカーってホントにお得なの!?それって必要ですか?

標準仕様が充実しててもお得とは限らないことを説明する記事のアイキャッチ



ハウスメーカー選びって何を基準に決めてますか?

 

  • 価格?
  • 建物の見た目?
  • イメージ?

 

評価ポイントはたくさんあるけど、「追加料金なしでどのくらい立派な家が建てられるメーカーか?」で選んでる人も多いはず。

追加料金なしで選べる設備や仕様のこと=標準仕様。

 

標準仕様って各社によって違うから、ハウスメーカーを選ぶときポイントの一つですよね。

標準仕様が充実してればしてるほど、お金がかからずに家が建てられるんだからあたりまえです。

 

だけど、ホントに標準仕様が充実してるハウスメーカーっていいんでしょうか?

標準仕様が過剰なハウスメーカーだと損してるかもしれませんよ。

 

標準仕様は「自分たちに必要なものか?」が大切

持ち家と賃貸はどっちがお得なの?

「標準仕様は充実してればしてるほどいい。」

「だって、坪単価の基本料金に近い額でマイホームが建つんだから。」

「このハウスメーカーにしよう!」

 

ってメーカーを決めようとしてるあなた。

ちょっと待って!!

 

「標準仕様が充実=いいハウスメーカー」ってわけじゃありません。

あなたが選ぼうとしてるハウスメーカーの標準仕様はホントに必要ですか?

 

メーカーによって標準仕様ってぜんぜんちがいます。

  • クローゼットはハンガーをかけるポールだけじゃなくて、稼働棚をつけても追加料金なし。
  • 自然素材が目玉だから、無垢材のフローリングもオプションじゃない。
  • 2階のトイレもタダ。
  • 断熱材は一般的なもグラスウール じゃなくて、もっと高性能なハイグレードなものを仕様。

 

あげればキリがないけど、ぜんぶ魅力的なものばっかり。

だけど、よーく考えて欲しいんです。

 

あなたが選ぼうとしてる会社の標準仕様は、ぜんぶあなたに必要ですか?

あなたが欲しいとホントに思ってるものですか?

 

標準仕様は充実してればいいってもんじゃありません。

自分たちが必要としてものが全て標準だったら最高ですよ。

 

でも、不要なものものまで標準装備になってたらもったいないんです。

 

過剰な標準仕様は坪単価(基本価格)に反映されてるだけだから、ハウスメーカーごとの標準仕様を単純に比較しても意味はない

注文住宅って1階と2階を合わせた坪数に、メーカーごとに定めてる坪単価(1坪=50万円とか)をかけて標準の建築費用が決まります。

 

例えば、32坪の建物で坪単価が50万円の場合

32坪×50万円=1,600万円が標準の価格です。

1,600万円に標準以外のものを選んだ分だけ追加料金がプラスになって、ハウスメーカーに支払う総額になります。

 

選んだオプションが400万円なら、1,600万円(標準)+400万円(オプション)=2,000万円が総額ですね。

 

だからみんな思うんですよ。

「オプション(400万円)が少なくなるよう、標準の範囲内(1,600万円)で選べるものが多ければ多いほどお得だ!」ってね。

 

だけど、実は「標準装備が充実=お得」ともかぎりません。

 

標準仕様が充実してる分だけ、基本の坪単価が高くなってるんです。

オプションが少なくても総額は一緒だった、なんてこともありえるんですよ。

 

標準仕様・坪単価が普通のメーカー

  • オプションなしの基本価格が1,600万円。
  • 標準仕様が普通だから追加料金のオプションも多めで400万円
  • 総額が2,000万円

 

標準仕様・坪単価がすごいメーカー

  • オプションなしの基本価格が1,800万円。
  • 標準仕様が豪華だから追加料金のオプションが少なくて200万円。
  • 総額が2,000万円

 

標準仕様が充実してるハウスメーカーも、普通のハウスメーカーも価格が最終的な価格がいっしょになる可能性はあるんです。

ちょっと極端ですけど、「標準装備が充実=基本価格が高い」ってことを忘れちゃダメです。

 

標準仕様が自分が求めてる以上に充実してて、基本料金が高いハウスメーカーは特にキケン。

あなたにとって不要な多くの装備が標準装備になってて、基本料金が高くなってる可能性があります。

 

不要な装備が標準装備になってるなら、標準装備が普通で基本料金も安いハウスメーカーを選んで、必要なものだけ追加料金を払って建てた方が安くなります。

 

  • 大事なのは自分たちが家に求める装備はどの程度か。
  • 選ぼうとしてるハウスメーカーの標準装備は何で、自分たちの願望に対して過剰になってないか。

 

この2点をはっきりさせることが大事。

 

でないと、「標準装備が充実してますよ〜」なんて言葉に惑わされて契約して後悔することになっちゃいますよ。

 

我が家は標準仕様が充実の一条工務店を解約したおかげで、こだわりのマイホームが建てられた

我が家は標準仕様がすばらしい一条工務店と契約しました。

でも、結局は解約して別メーカー(ウンノハウス)とマイホームを建てることに。

 

解約した大きい理由は、「一条工務店の標準装備いちばんの魅力である全館床暖房が不要」だと思ったからです。

 

全館床暖房で断熱材や窓のグレードも高い一条工務店の仕様すべてを他社でやったら、絶対に一条工務店より高くなります。

 

  • だけど、全館床暖房をやめたらどうなるか?
  • 全館床暖房以外の一条工務店標準装備を他社メーカーでお願いしたらどうなるか?

 

同じくらいの価格になるか、一条工務店よりも少ない費用でやれるかもって思ったんです。

 

一条工務店とウンノハウスの標準の違い

一条工務店ウンノハウス
全館床暖房ありなし
断熱材高性能ウレタンフォームグラスウール
トリプルガラストリプルガス
窓のサッシ樹脂サッシ アルミ樹脂複合サッシ
2階トイレ標準オプション
外壁材タイルサイディング

 

標準のちがいなんてあげればキリがないけど、わかりやすいことをざっくりとまとめました。

 

比較するとわかるんですけど、一条工務店のほうがすべてグレードが高い。

ウンノハウスより基本となる坪単価が一条工務店のほうが高いんだから、当たり前ですけどね。

 

合わせて読みたい記事
我が家が一条工務店を選ばなかった理由の詳細を気になる人は、『断熱性能とコスパがいい一条工務店を、我が家がやめた理由は高いから!』を読んでくださいね。

 

最終的な一条工務店とウンノハウスの価格差は?

一条工務店の見積もりと、ウンノハウスで建てた最終的な費用を比べると、価格差は大きくありません。

でも、私は一条工務店じゃなくてウンノハウスにしてよかったと思ってます。

 

一条工務店よりもグレードが低いウンノハウスですけど、基本料金が安くなったおかげでオプションに予算を使えたんですよ。

 

  • 庭にテラス
  • 太陽光パネルを設置
  • 1階のフローリングはハイグレード(ライブナチュラルプレミアム)

 

オプションてんこ盛りにしたウンノハウスでの建築費用が、一条工務店の標準仕様だけの見積もりとだいたい一緒になりました。

 

別にウンノハウスで選んだオプションは一条工務店でも実現できますよ。

ただ、標準仕様の見積もり額にオプションの分だけ値段が上乗せされるので、必ず我が家の予算をオーバーします。

 

マイホーム取得は限られた予算の中で、どうやって家を建てるのかがいちばん大事。

 

我が家は全館床暖房をはじめとする豪華な標準仕様を捨てて、ウンノハウスにお願いすることで別のこだわりたいポイントに費用をかけられました。

 

私たちは自分の願望を予算内で実現できました。

だから、標準装備のグレードが一条よりも低かったウンノハウスで大満足なんです。

 

さいごに

ハウスメーカーを選ぶときってお金にばかり目がくらみやすい。

建てるのうん千万円ってかかるんだから当たり前ですけどね。

 

標準装備が充実してるメーカーは魅力的に見えちゃうもの。

 

だけど、「どのメーカーで建てるのが一番お得なのか?」だけで選ぶと絶対に後悔します。

豪華な装備が追加料金なしで選べても、自分たちが望んでないものなら何にも得してませんから。

 

それよりも、「自分たちは何をマイホームに望んでるのか?」って判断基準をはっきりさせる。

自分がマイホームに望むものを実現させてくれるハウスメーカーはどこか?」っていう目線で選んだ方が満足できるはずですよ。

 

 






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