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リビング階段は家族のコミュニケーションが増えるのが魅力だけど、寒さ対策はしっかり考えよう



リビング階段とは、2階に上がるための階段が廊下ではなくリビングにある間取りのこと。

家族のコミュニケーションが増えるので、リビング階段を希望する人も多いです。

 

我が家も間取りを作るとき、リビング階段は外せないポイントでした。

 

でも、リビング階段は冬場に2階の冷気が階段を伝って1階のリビングに流れ込みます。

リビングが寒くなりやすいのがリビング階段のデメリットなんです。

 

リビング階段の間取りにするには、寒さ対策は必須ですよ。

 

リビング階段の魅力

メリットがたくさんあるリビング階段

リビングに階段を設置するリビング階段の間取りは魅力がたくさんあります。

 

  1. 家族のコミュニケーションが自然と生まれる
  2. 解放的なリビングになる
  3. 2階にいても1階に声をかけることができる

 

いちばんの魅力は家族のコミュニケーションが活発になることです。

でも、リビング階段には気をつけなきゃいけないこともあります。

 

家族のコミュニケーションが自然と生まれる

子どもが小さいうちは私たち親と遊んでくれますけど、「中高生になったら部屋にこもりっきりで全然会話してくれない」なんてことになったら寂しいですよね。

子どもが全く構ってくれない、話をしてくれない、なんて事態を回避できるのがリビング階段です。

 

リビング階段なら、2階の自分の部屋に行くには必ずリビングをとおらなきゃいけません。

「子どもが家に帰って来て、まったく顔を合わせないまま部屋にこもっちゃう」ってことにならないんです。

 

私の実家はずっと賃貸なので、家族と一軒家で暮らしたことはありません。

家自体が広くないこともあって、家での過ごし方は家族みんながリビングに集まってテレビを見たり、ゲームボーイをしながら話をしてました。

(今だとゲームボーイじゃなくてスマホゲームとかですかね。)

 

常に家族同士のコミュニケーションがあったんです。

同じ家に住んでるのに話をしないなんて寂しいじゃないですか。

できる限り家族同士で話す機会が多くなるように、我が家はリビング階段にしました。

 

解放的なリビングになる

 

階段を半オープンにすれば壁が平面じゃなく立体的になるので、リビングが広く感じられます。

我が家はテレビの後ろが階段になってますが、テレビの後ろがぜんぶ壁だったら圧迫感があったと思うんです。

 

階段になってるおかげで少しは目線が抜けるし、階段の途中に窓をつけてるので部屋が明るく感じられます。

完全にオープンな階段じゃなくても、リビング階段なら開放感を出すことができるんですよ。

 

2階から1階に呼びかけができる

2階にいると1階の人に話しかけたい場面ってありますよね。

我が家だと0歳の赤ちゃんと3歳のお兄ちゃんがいるんですけど、妻と赤ちゃんが最初に2階の寝室に行くことが多い。

 

そうすると、ごく稀に妻が必要なものを1階に忘れてくるときがあるんですよ。

赤ちゃんにおっぱいをあげるときの授乳クッションとか、布団と子どもの間に敷くタオルとか。

 

忘れ物をしたときに、リビング階段にしてるおかげで2階から「〇〇持ってきてぇ」、って言ってもらえれば1階のリビングにも聞こえます。

1階にいるときに必要なものが分かってれば、3歳のお兄ちゃんと階段を上がるときに必要な物を持っていけばいいだけ。

 

でも、もしリビング階段じゃなくて階段が廊下にあったら、どんなに2階から話しかけられても1階のリビングにいる人には聞こえません。

2階の声が聞こえないから、2階に行ってから必要なものが分かるので、また階段を下りてとりにいかなきゃいけません。

 

何度も階段を上り下りするのがめんどくさいんです。

1階と2階を行ったり来たりしてるうちに、心拍数が上がって寝つきにくくなるし。

 

リビング階段の間取りにさえすれば、2階の声が聞こえるのでムダな労力をかけなくてよくなるんです。

 

リビングが寒くなるので対策は必要

リビング階段の最大の弱点はリビングが寒くなることです。

冷たい空気は地面に近い下に行って、暖かい空気は天井に近い上にどんどん移動します。

リビングに階段があると、2階の冷気がリビングに流れ込んで、1階の暖気が2階に逃げてっちゃうんです。

 

リビング階段はリビングが寒くなりやすいので、しっかりした対策が必要です。

 

リビング階段の寒さをサーモグラフィーで撮影

(スマートフォンに装着して温度の違いを色分けで確認できるサーモグラフィーカメラを使って撮影した我が家のリビング階段です。階段付近が青色になってて、階段から寒い空気が流れて来てるのがわかりますよね。)

 

いちばんの対策は、家のあたたかさ性能(=断熱性能)を高めること。

 

2階が寒いから空気が冷たくなって1階のリビングに下りてくるので、2階の空気が寒くなければ1階に下りてくることはありません。

少しの暖房であたたかくなりやすい家にすればいいんです。

 

家のあたたかさ性能(断熱性能)を上げる他に、階段にドアをつける方法もあります。

だけど、せっかくの階段にドアをつけると開放感がなくなるし、通るたびに扉を開け閉めするはめんどくさいですよね。

我が家は設計士のすすめで、2階の階段入り口に腰ぐらいの高さがある扉をつけました。

 

 

 

「2階の冷気は地面を這うように1階に下りてくので、下半分の扉設置でも寒さ対策にはなる。」、「上がってすぐに前面の扉だと、圧迫感があるからやめた方がいい。」ってことで設置した扉です。

 

完全に冷気をシャットあうとすることはできませんけど、2階の扉を閉めておくと冷気が緩和されるような気がします。

 

狙ったわけじゃないですけど、2階に扉をつけたことで、子どもが誤って2階から落ちる危険性もなくなりました。

子どもって階段が大好きだから、転落防止対策は必須です。

 

転落防止と寒さ対策の両方をかねて、我が家のように2階の階段に扉をつけるのもおすすめですよ。

 

階段はテレビの邪魔にならない場所を選ぼう

我が家はテレビの後ろを階段にしてるので、気をつけたのは階段の位置です。

テレビに向かって左に階段と玄関があって、外から帰って来てテレビの前を横切ることなく階段を上れるようにしました。

 

 

もし、階段が玄関の位置とは真逆のテレビに向かって右側だったら、テレビの前を横切って階段まで行くしかありませんでした。

テレビって意外と集中して見てるから、テレビの前を人がちょろちょろ横切ると気が散ってしょうがないですよね。

(私が超集中して仮面ライダーを見てるときに前を横切ったら、かなり文句いいたくなりますもん。)

 

リビング階段にするなら、テレビの邪魔をしないで階段を上れるような配置が大事なんです。

 

さいごに

リビング階段は家族の交流を生まれやすい間取りです。

でも、どんなに間取りが良くても、家族の仲が悪ければコミュニケーションは生まれません。

顔を合わせても無視するか、ケンカが始まります。

 

家づくりは決めることも多いし、夫婦で意見が分かれることってよくあります。

楽しいマイホームライフを送るための家づくりで家族の仲が悪くなったら意味はないので、よく話し合ってお互い納得できるよう進めたいですよね。

 

1階の間取りを考えるなら、1階の間取りを考える5つのポイント!家族が笑って生活できる工夫をしようご覧ください。

1階の間取りを考えるための5つのポイントを解説します

 

間取りに関してもっと読みたい場合は、「注文住宅の間取り」を考えるときに読みたい記事が目次になってるので、興味ある記事を探してください。






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