家を建てるとき、子どものことも考えて決めたいですよね。
考えたいことは大きく3つです。
- 子育てや家事が楽になるか。
- 子どもとの生活が楽しめるか
- 子どもが赤ちゃんなら配慮はされてるか。
我が家が特に重視したのは、家事がしやすい間取りにすること。
夫婦共働きで子育てしてるとホントに日々の時間に余裕がありません。
少しでも暮らしが楽になる間取りで時間を節約したかったんです。
でも、家を建てるとき、極端に子どものことばかり考えすぎる必要はありません。
これから建てる家は、子どもの家じゃなくて、私たち親が死ぬまで住むための家。
自分の希望を抑えて「子どものために」って考えるより、どうやったら「子どもと楽しく暮らせる家になるか」って考えるといいかもしれませんね。
家事を楽にするためのポイント
間取りの工夫
戸建ての洗濯物を干す場所は1階だと家事の負担が減る!階段の上り下りは想像以上にめんどくさい
洗濯物を2階のホールに干す間取りって多い。
でも、洗濯機は1階だから、濡れた洗濯物を2階まで持ってかなきゃいけません。
賃貸暮らしだと階段って使わないので実感しにくいですけど、何かするために階段を上り下りするのってめんどくさいです。
2階のホールは晴れた日に洗濯物を干す場所で、普段は1階に洗濯物を干せると洗濯が楽になりますよ。
1階ウォークインクローゼットの間取りは生活が楽になる!階段の上り下りが少なくなるから共働き子育て世帯におすすめ
洗濯物を干す場所を1階にするのと一緒の理由です。
ウォークインクローゼットが1階にあれば、出かける前の着替えも、洗濯物の片付けもすべてが1階でできます。
戸建てなのに平家みたいに住みやすい家になるんです。
ダイニングテーブルは必要ない!!なくして住みやすい生活を手に入れよう
ダイニングがある家が多いのでなんとなく作りたくなりますけど、ダイニングは新築に必要ありません。
ダイニングがないと掃除が楽になるし、子どもにご飯を食べさせるのだって低いテーブルの方が楽なんです。
我が家はダイニングはなしでカウンターをキッチンに設置しましたけど、なかなか快適な暮らしですよ。
家事が楽になる設備
食洗機は共働き子育て世帯に必須!食洗機を使ってゆとりを手に入れようよ
標準でキッチンに食洗機がついてないなら必ずつけましょう。
食洗機があると食器を洗う時間が大幅に減らせるんです。
子どもは早く寝かしつけたいし、子どもが寝た後くらいは自分の時間を楽しみたい。
食洗機は子育てをしてる全ての人に必需品ですよ。
子どもとの生活を楽しくするポイント
間取りの工夫
子ども部屋の仕切りは引き戸がベスト!ライフステージにあわせて臨機応変に使えちゃうよ
子どもが中学生にでもなれば、子ども専用の部屋(子ども部屋)が必要になります。
子どもが一人じゃなければ、複数の子ども部屋を作りますよね。
我が家には2つの子ども部屋があるんですけど、壁で完全な個室にするんじゃなくて戸で部屋を区切ったんです。
戸だったら個室の子ども部屋が必要ないときは大きな一部屋として使えるし、便利なんですよ。
書斎は必要?共有スペースとしての書斎は絶対にあったほうがいい!!
書斎はファミリースペースや子どもの勉強場所になるのでおすすめ。
子ども部屋が足りなくて相部屋になっても、書斎があれば静かな場所で勉強できます。
子どもが勉強するような年齢になる前は、絵本をいっしょに読む場所としてもいいですよ。
和室は子育て世帯にオススメ!お昼寝スペースにもなるし遊び場にもなるよ!!
子どもの昼寝をさせるには和室がいいんです。
和室に布団を敷いておけば、ベビーベッドだって必要ありません。
ベビーベッドを置かないとリビングが広く使えます。
和室は子どもの遊び場にもなるし、子育てに大活躍まちがいなしです。
小上がり和室は子育てにおすすめ!赤ちゃんのお昼寝スペースに最適
子どものために和室を作るなら小上がりにするのをおすすめします。
小上がりだと、赤ちゃんを寝かせておいても元気いっぱい遊ぶお兄ちゃんに踏まれる危険がありませんから。
回れる間取りは目的をはっきりさせて活用!子どもと走れるのが楽しい
家の中で走って遊びまわる。
賃貸暮らしでは、周りから怒られるのが怖くて家で派手に遊ぶなんてでません。
でも、戸建てでは走っても、ジャンプしてもあなたの自由です。
回れる間取りにすると、子どもと走り回れるだけじゃなくて隠れんぼもできますよ。
外構・庭の工夫
テラスを選ぶポイント!タイルとウッドデッキどっちかは使い方で決めよう
我が家はリビングの窓の外がタイルテラスになってます。
タイルにしたおかげで、夏はプールができるし、冬は雪遊びをしやすい。
土の上でもプールはできますけど、土が水でぐちゃぐちゃになるので片付けが大変。
タイルテラスやウッドデッキなら、片付けが楽なので気軽にプール遊びができるんです。
芝生ってめんどくさい!?簡単に芝生ライフを楽しむにはゆるい管理がコツ
芝生って管理がめんどくさいイメージがありますけど、完璧を目指さなきゃ意外と簡単です。
芝生なら子どもが転んでも痛くないし、ぜひ芝生ライフにチャレンジしてみましょう。
赤ちゃんと暮らすなら気をつけたいポイント
1階に主寝室は子育てにおすすめ!!デメリットはお金がかかりすぎる
子どもが小さいうちは一緒に主寝室で寝ます。
主寝室が2階だと、子どもが寝てる様子の確認が簡単にできません。
でも、子どもがうつ伏せで寝てないか不安。
子どもを寝かせておく主寝室が1階にあれば、リビングにいてもすぐに様子を確認できるんです。
ダウンライトのデメリットはまぶしすぎ!赤ちゃんがいるならよく考えよう
1階の照明はダウンライトだけの新築も多いですけど、ダウンライトは仰向けで寝てると眩しいです。
0歳の新生児も一緒に過ごす家なら、ダウンライトだけじゃなく間接照明もつけると赤ちゃんも住みやすい家になります。
子どもがハイハイするようになれば、仰向けで寝てないのでダウンライトだけでも問題ないですけどね。
さいごに
我が家では「家事が楽なるような間取り」を重視して家を建てました。
狙いどおり家事の負担は抑えられたと思ってます。
でも、生活しやすい間取りの家に住んでても、子どもに怒っちゃうときがあるんです。
心に余裕がなかったり、現状の生活に不満があるとイライラしちゃうんですよ。
子どもは親に怒られると悲しくなります。
私たち親が住んでて楽しい家が、いちばん「子どものための家」になるのかもしれませんね。
あなたの希望を取り入れて楽しく暮らすことができて、住宅ローンの返済も重荷になりすぎない家を建てられるといいですね。
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